私たち歯科技工士は歯科医師のために、患者さんの歯を作っているといってもいいでしょう。
歯科技工士の製作物は、歯科医師に認められないと患者の口には入りません。
では歯科医師はどんな技工物を望んでいるのか、重要な順にあげてみます。
1,適合性
2,良好な隣接面コンタクトポイント
3,良好なバイト
4,研磨状態
5,形態、形状
無意味に形態に凝る必要はありません。それよりもマイクロスコープを使って良い適合を目指しましょう。。
上記の5つは、各々の歯科医師の好みに合わせます。
初めて仕事を請けるときは、必ず好みを聞きましょう。
バイトが低めが良いとか、コンタクトはちょっときつめがいいなど、けっこうあるものです。
また、好みの「ある」「なし」にかかわらず、セット後にどうだったか訊ねましょう。その都度修正していけば良いのです。
また、歯科医師とのコミニュケーションがとても大事です。
難しい補綴物のセットの時に立ち会う事などの、機動力を生かす事も重要です。
大手ラボでは、このようなサービスができないのです。