どのようなラボを開設するにしても、将来を見据えた設備にしましょう。
新規開業の時は、一つでもかまわないから、他ではあまり見かけない新技術の設備または材料を導入することをおすすめします。
後の営業活動が、グッと楽になります。
私は、開業時にラボの特徴になる物と、長持ちする物にこだわりました。
以下は、92年開業当時の主な設備です。
エンジン デグサC2
リングファーネス ジェレンコ アキュサームⅡ
鋳造機 ハミールⅡ
スチームクリーナー モリタJS2000
光重合器 デンタカラーXS-C
レジン結合器 シリコーターMD
ポーセレンファーネス KDF マスタースピリッツ
サンドブラスター ヘラウス 3層式
その他 超音波洗浄機 真空攪拌機 バキューム コンプレッサーetc.
12年を経た現在、先日、修理不可能になったデグサC2を除いて、すべて現役で使用しています。
とくに有り難かったのは、光重合器のデンタカラーです。
1度の故障も電球切れもなく、現在市販されているほとんど全部の硬質レジンを重合できるのです。
同様に、寿命が短いと思っていたシリコーターも基盤を交換し、シロックとして活躍し、役目を終えました。
現在はロカテックシステムを導入しています。
新規で、歯科技工所を開設する時の経費を知りたい場合は、その概要を材料屋に話し、見積もりを立てて貰いましょう。
すぐに金額を調べてくれます